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武井崇

Author:武井崇
「岸田森について私が知っている二、三の事柄」へようこそ。
俳優岸田森の事を中心に、週一くらいで書いてゆきます。

資料サイト「岸田森全仕事」もご覧ください

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岸田森について私が知っている二、三の事柄
俳優岸田森に関してのブログです。
〝森〟日本紀行 第五回 夜に蝶の話(再録)

この記事は、2011年5月11日に
Mixiで公開したものの、再録です。
取材は五年以上前ですので、記事で書いた現状とは異なっていると思われます。
その点、考慮してお読みいただければ幸いです。




昭四〇年四月一日岸田森は、同じ文学座付属研究所同期の女優、悠木千帆(現・樹木希林)と結婚します。
この珍しい結婚の日取りは、悠木千帆が文学座に正式に座員として認められた日、だったからだそうです。

二人は、池袋駅にほど近い商店街の中、中華料理屋の二階に新居を構えました。
この建物は、悠木千帆の父親が家主だった関係で家賃はタダ


121531_1105975109_176large.jpg


これは、当時週刊明星(1966.7.24)に掲載されていた夫婦のお宅訪問企画の一部分。


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こちらは、婦人倶楽部(1966.6)掲載の貴重なスナップ部分。



この場所は、現在はこんな感じに変貌しています。


121531_1105975117_233large.jpg


赤丸の所が、その場所。
中華料理屋は現在は建て替えられて、小さなビルになっています。
一階部分が店舗で、取材時には焼き肉屋が入っていました。
同じ料理屋というのが、少し嬉しかったです。

この辺りは、今では繁華街の一部になっているけれども、
少し歩みを進めると昔ながらの商店が残っている、どちらかというと静かな一角です。


ちなみに、婦人倶楽部の「窓から顔を出す二人」と同じアングルで撮るとこんな感じ。


121531_1105975111_31large.jpg


当たり前ですが、もう面影はありません。
説明しなければ、何を撮ったのかすらわからない写真です。





作家の山元清多さんは、この新居に良く出入りしていました。
この当時「六月劇場」という劇団に、仕事を辞めて舞台監督として飛び込んだ山元清多さんは、
金銭的に恵まれない状況が続いていたそうです。
そんな時、岸田森さん夫婦が、新居に何回も山元清多さんを呼んでくれました。


「床がドアになっていて、そこを開けると梯子で店に降りられようになっていました。
僕が行くと、森はそのドアを開けて、下のお店に 『頼むよ!』 って声をかけるんです。
そうすると、下のお店の人が、梯子を上がってオムライスとかを持って来てくれる。
当時、貧乏で、食べるのも大変だったから、本当に助かりました。」




山元清多さんは、作家としてデビューしてからも、
良く岸田森さんと共に、池袋の家で、徹夜で脚本を書いたりしたそうです。





また、岸田森さんに徹夜で何回も蝶の話を聞かされたことが、物凄く印象に残ってるそうです。

「もう、蝶の話を始めると、その夜は帰れない。
草野大悟なんか 『ああ、もう駄目だ』 何て言ってあきらめて飲み始めちゃう…
「お前、なんで俳優になったの?」 というくらい、詳しいんです。」



だが、コーヒーやピザなどをとってくれたりと、色々と気遣いはしてくれたので、退屈はしなかったそうです。


二人は昭和四十四年に離婚。この池袋の部屋も引き払います。
けれども、二人と山元さんの交流は続き、
山元さんは幾度となく仕事に声をかけてもらっています。

この小さな部屋は、作家、山元清多さんにとって、その後の人生を決めた部屋といえるでしょう。




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極々プライベートな出発点 〝森〟日本紀行 第四回(再録)

この記事は、2011年3月27日に
Mixiで公開したものの、再録です。
取材は五年以上前ですので、記事で書いた現状とは異なっていると思われます。
その点、考慮してお読みいただければ幸いです。





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何の変哲もない住宅地の道路です。この写真だけで場所、お分かりでしょうか。

今回ご紹介する場所も私有地なので、
場所をお教え出来ないのが、何ともフラストレーションがたまるのですが…




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坂田自動車修理工場です。

『帰ってきたウルトラマン』で、
ウルトラマンに変身する郷秀樹を勇気づけた頼れる兄貴、坂田健が経営していた修理工場。
妹のアキは、郷の恋人でもありました。

説明するまでもありませんが、坂田健岸田森が演じていました。


ご覧の通り、四十年近くたつのですが、ほとんど雰囲気は変わっていません。

一番上の写真は、ナックル星人にさらわれたアキを取り返そうと、車の前に立ちふさがった場所、
ここで坂田さんは無残にも轢き殺されます。
修理工場横の道でした。


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修理工場事務所もちゃんと残っています。私有地なので入るわけにはゆかず、遠くから撮った写真だけでご勘弁下さい。
今は、物置に使われているようです。


場所は東京都世田谷区。
建物はマンションで、
その一階部分の駐車場と事務所を、坂田自動車修理工場として撮影に使っていました。

事務所は一時期運送会社の事務所となっていたらしく、窓ガラスには会社名が書かれていました
(画像処理して読めなくしてあります)





多分、私が岸田森という俳優を意識したのは、この作品からではないかと思います。

幼い頃の私は、俳優の名前に全く興味がありませんでした。
演じる事を生業にする人がいる、という事を想像すらしなかったと言った方がよいでしょう。
テレビドラマに出てくる人物は登場人物そのままだと、当時の無知な私は思っていたようです。

そんな私は、少し後に放映された何かのテレビドラマを見て、カルチャーショックを受けます。
ウルトラマンを支えていた頼れる兄貴と同じ人が、
何かの時代劇で極悪非道な悪役を演じていたのです。

俳優というものを意識した最初の出来事でした。
そして、岸田森という名前も、その後永久に忘れられなくなりました。

そういう意味でいうとこの場所は、現在こんな事をやっている私にとって、
極々プライベートな出発点といえるのかもしれません。








この記事は、東日本大震災二週間後に書いたものです。

当時、震災の被害にどのように向き合えば良いのかが全く思いつかず、
あえて、今までと同じスタイルの日記を書きました。

今読み直してみると
震災前と後、文章の書き方が変わっているようです。

特に意識をすることはなかったのですが、
知らないうちに何かが自分の中で変わったのでしょう。
過去の記事を再録してみてそんな事を感じました。



〝森〟日本紀行第三回  秘密の居酒屋(再録)

この記事は、2011年2月28日に
Mixiで公開したものの、再録です。
取材は五年以上前ですので、記事で書いた現状とは異なっていると思われます。
その点、考慮してお読みいただければ幸いです。




土曜日、とある居酒屋に行った。
小さめの入り口ではあるが、店内は天井も高く広々とした印象。
ごく普通の居酒屋である。

しかし、私は知っている。
この店には、絶対に「秘密」があるはずなのだ…



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(やはり、一杯目は生ビールですよね。サワーやハイボールだとねぇ、何か調子出ないですよ! )



たった一人で開店時間から入店という怪しい客のはずなのに、ママさんは気にせず親しく話しかけてくれた。
実に、色々な話題が飛び出してくる。
しかも、面白い。思わず、こちらも自分の事を色々と話してしまう。

でも、話しながらも考えた。
もしかしたら、話しかけるのは、
私が探るような目で店内を眺めていたから、それに気付いて

「秘密」から気をそらせるためなのかもしれないと…。




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(本日のお勧めは、宮崎地鶏の鶏刺でした。
表面は少し熱が通してあって臭みがなく、鶏自体も甘みがあって本当にお勧めです! )





話の途切れた時をねらって、店内をくまなく偵察するが、何も異常は見られない。
どう見ても雰囲気の良い居酒屋だ。

目がクリクリっとしたかわいいママさんと、一見無口に見えて、実は気さくなマスター、
二人とも心をこめて怪しい客である私を歓迎してくれる。

私は、ついついこの雰囲気に乗せられてしまい、

気がつくと「秘密」の事は二の次になってしまっていた…




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(驚いたのはこれ。
焼酎「黒霧島」を、そのまま熱燗にしたもの。これは他の店では見たことがない。
甘みが出て喉越しが良く、あっという間に一合空けてしまった!
でも、熱燗してもアルコールは25度。気をつけなくては。これはまた飲みたい! )




あっという間に一時間以上が過ぎた。
もう帰宅しなければならない時間だ。
会計はとてもリーズナブルだった。
結局あると思っていた「秘密」は見つからなかった。



でも、絶対に店内にあるはずである。











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サンバルカン基地への入り口が






〝森〟日本紀行 第三回目
今回は『太陽戦隊サンバルカン』のスナック サファリです。

訪問リポートを、無理やりドラマ仕立てにしてみましたがいかがでしたでしょうか


現在は、居酒屋「和(カズ)」という店になっています。
行ってみて、三十年近く前のロケ地が、そのまま残っているのに驚きました。
岸田森が子供を集めてベーゴマやメンコをやっていた所も、そのまま残っています。


つい先日『海賊戦隊ゴーカイジャー』で、スナックサファリが爆発崩壊していたので、無事かな…と。
(ちょっとタイムリーだと思いますが)


場所は、東武東上線朝霞台駅、JR武蔵野線北朝霞駅から徒歩三分。
東武東上線の中からも見えます。

上にも書いたとおりに、リーズナブルで料理の美味しい店でした。
マスター、ママさんも気さくで、この店がロケに使われていたとお教えすると本当に驚いていました。

『太陽戦隊サンバルカン』ファンの方、是非ともご来店ください。
(もちろん、サンバルカン基地のへの入り口はないですよ!念のため )





当時、妙にノッて書いた事を覚えています。

震災前の取材なので、今はどうなっているのかと検索してみたところ
ちゃんと食べログやぐるなびに出ていました。
リーズナブルで美味しいお店です。
ご興味のある方は、是非訪ねてみて下さい。





SRI、謎を追え(再録)

この記事は、2011年2月13日に
Mixiで公開したものの、再録です。
取材は五年以上前ですので、記事で書いた現状とは異なっていると思われます。
その点、考慮してお読みいただければ幸いです。




「〝森〟日本紀行」
(勝手に名付けています)

今回は、おなじみ?『怪奇大作戦』SRI本部
なお、本文には、タイトルにある「謎」はありません


岸田森さんの実家を書いた時には、私有地なので場所が明かせず、書いていてフラストレーションが溜まりまくりました。
読みなおしてみると、あの文章の固さ異様ですね。

でも、今回は公共の建物なんです。遠慮なく場所を明かせます。



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エコギャラリー新宿。(旧新宿区立区民ギャラリー)


この建物の裏側を、SRI本部の外見として使っていました。
写真手前の道にトータス号が横付けされていました。
「こうもり男」で、SRIの隊員が、蝙蝠に襲われたのも階段下の路上です。

写真に写っている階段を登って、牧さんやノムがSRIへと入ってゆくシーンが撮影されています。


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写真は、その階段を登ったところから振り返って撮影。


うれしい事にこの階段、一般に開放されていて、通り抜け自由。
このアングルでSRIの人たちが上がってくるシーン、何回かありましたね。
当時の雰囲気に手軽に浸れます。



実は『怪奇大作戦』を見ていた時、この建物に入ってくる道があまりにも辺鄙だったために、
当時出来たばかりの環状八号線沿線、世田谷あたりで撮影していると思い込んでいたのですが、調べてみるとなんと新宿。
新宿中央公園の中、新宿駅西口から歩いても15分ほど。
都営大江戸線都庁前駅か、丸の内線西新宿からすぐ。今となってはかなりの都会になっています。

『怪奇大作戦』ファンの方、新宿でお時間のある時には、是非どうぞ。



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ちなみに、第二話「人喰い蛾」で、
SRI事務所の窓から眺めていた、高速道路の風景。
これは赤坂見附の交差点です。



国道246号線を、三宅坂のほうに少し登った所にある歩道橋の上から、赤坂見附交差点を望んだ風景です。



この写真を撮っている時、お巡りさんから
「こんにちは」

と声をかけられました。
長い生涯を通して、お巡りさんから声をかけられた事なんてなかったので驚いてしまい、
とっさに何と答えて良いのかがわからず


「ええ、いいお天気ですね 」

と、トンチンカンな受け答えをしてしまいました。

何か変だなとは思いつつも写真撮影していると、
その後も、頻繁にお巡りさんが歩道橋を渡ってくる。内心「?」な状態でした。

でも、家に帰って地図を見て納得。
歩道橋は、衆議院議長公邸の真横だったんですね。
つまり、不審者として見られていたorz






五年ほど前、
ミクシィで不定期に書いていた
岸田森さんゆかりの地、巡りの記事です。

第一回目は、岸田森さんの生家でしたが、
それは、このブログですでに書いていますので、二回目から再録しました。

今は、どうなっているのでしょうか…また、久しぶりに巡ってみるのも良いのかもしれません。